Saturday, August 02, 2008

新種米 ネリカ(NEw RIce for afriCA)

新種米 ネリカ(NEw RIce for afriCA)。下の記事によれば、この品種の開発に日本の農業技術が関与しているようですが(少なくとも、資金面での協力を行っているということか…)、交配・開発したのはモンティ・ジョーンズ博士という方のようです。栽培に適した地域の農民に、この作物の利点を理解してもらえば、すぐに普及しそうな気がするのは私だけでしょうか。どんな味なんでしょうね…と「味」が気になったりも致します。
実情をご存知の方が居られれば、是非、教えて戴きたいです。


>40年前、食糧危機を救った!?
「緑の革命」ってどんな革命だったの?


「今こそ新たな緑の革命を」とか。最近、食糧問題に関する記事の中で“緑の革命”という言葉をよく目にする。革命というからには画期的な出来事だったらしいけど…。

「緑の革命とは、60年代に、品種改良、化学の導入、農地開発によって、農作物の単位面積あたりの収量を飛躍的に増大させた農業改革です」とは、日本大学生物資源科学部・国際地域開発学科の半澤和夫教授。

「40年代に行われた品種改良が発端。もともとは、人口増加と、自給自足を捨てて工業中心の生活へと変化していく途上国が増えて、世界中で食糧が不足する恐れが出てきたことから計画が始まりました」(同)

緑の革命は60年代、インドや東南アジアで大規模に行われた。しかしその背景には、政治的な思惑もあったようだ。

「冷戦時代、それらの国の食糧自給体制を整えて共産主義化を阻止しようという国々の思惑もあったと思います」(同)

また、大量の化学肥料や農薬の使用による環境破壊が進んだことや、巨額の資本投下が必要な農法なので農家間の経済格差が拡大した、といった批判もある。

「功罪両面がありますが、私は緑の革命は多くの人の命を救ったと思います。60〜70年代は増加する人口に対してとにかく食糧の絶対量が足りませんでしたから」(同)

さて。投機マネーの問題も絡む昨今の食糧危機騒動は30〜40年前のそれとはやや性質が違うようだが、世界には、深刻な食糧不足に苦しむ人がいるのも事実。この現実を救う新たな革命はないのだろうか?

「西〜中央アフリカで日本のJICA(国際協力機構)も開発に関わっている新種米ネリカが、そうなるかもしれません」(同)

New Rice for AfricaのNe,Ri,caをとって、ネリカ。異種交配で生まれたもので、遺伝子組み換え米にあらず。陸稲なので水田でなくても育ち(サバンナでも栽培が可能)、肥料も農薬も少なくて済む。日本の農業技術が、21世紀の緑の革命となる日が、やがて来るかもしれない。
(駒形四郎)<
Look Into The Flower / Trip On Psychedelic Grooves With Blue Note
a wonderfully groove-conscious assortment of work from Blue Note and some other EMI-related labels -- most of it from the tail end of the 60s and the hip start of the 70s! There's a bit less psychedelia
このようなCD、DVD、ビデオ、レコード、レーザーディスク、
そして勿論、おしゃれな古着や日用品を探すには明治公園スーパージャンボフリーマーケット/東京フリマへ…

1 comment:

Anonymous said...

香ばしい。粘り気なし。サラッとししてる。香りが強い品種が人気(ウガンダ)。その他、アフリカ中部の国々で政府がネリカ栽培を支援。JICAが段々畑での栽培を指導。水田での稲作有り。渇水対策、水の共有を推進。目標達成可能なれど米栽培不可能な国有り。
>NHK海外ネットワーク ▽東欧発 金融危機の不安 ▽アフリカ飢餓救う?広がる稲作
チャンネル :総合/デジタル総合
放送日 :2009年 7月26日(日)
放送時間 :午後6:10~午後6:45(35分)
アフリカ諸国で稲作がブームだ。コメの消費量はこの10年間に1100万トンから1700万トンに伸びた。立役者は新品種の陸稲「ネリカ」。生育が早く収量も多いことから、慢性的な食糧不足に悩むアフリカ諸国の間で爆発的に栽培が広がっているのだ。稲作先進地である日本も「アフリカでの稲作倍増」を打ち出し、積極的に支援に乗り出している。ウガンダ現地取材で、アフリカでの稲作の現状と課題に迫る。
http://www.nhk.or.jp/worldnet/ <